会 長 の 挨 拶


 [生涯現役たれ]について                                                                              
森田俊孝 2016年12月
  米田先生の近況報告をおよみになったろうか。[生涯現役たれ]を。実は一昨年、[砺波市民大学講座] が開講され、その講師に米田先生が11回の内、2回をも担当されました。
私は暇を持て余していたのと、先生の懐かしさとが相増して、受講したのです。

 2度とも [砺波の文学] という題でしたが、私にとっては身近な作家や、砺波の歴史を扱ったお話でしたので楽しく学ばせてもらいました。

 私が楽しいと言うことは、受講生の皆さんも楽しかったであろうし、先生にも熱が篭っていたように感じられました。

 そのような事を思うと、高校の [現代国語] の授業なんぞは実にクダラナイ授業に思えるのでした。(先生には失礼なんですが)

 あれは、教科書がいけないので、先生独自のテキストで教えればもっと楽しく、有意義な授業になっていただろうなと、勝手なことを思ったりします。

 そういった訳で、先生の言わんとする[生涯現役たれ]は先生の為にある [市民大学講座] であったような気がします。

 さて先日、米田先生宅へ伺った時のことです。隣家らしい家の前に先生の自家用車が止めてありました。[先生、お隣さんの前に車止めていいんですか?] と、言ったら [いや、この建物は私の図書室なんでね] なとどと言われ、ビックリ。

 たぶん、世界文学全集・個人文学全集その他ありとあらゆる蔵書が詰まっているのでしょう。
無論、短歌の全集も。

 どれだけの蔵書があるのかわからないけど、私設の図書館を持っておられる人はそうはいないであろう。"現役たれ"の意味が十分にうなずけました。

 ところで、先生の様に短歌も歌えず、文学に縁の無い者にとって何を現役としてやればいいんですか? と、教え願いたい処です。

 まあ、能力の無い者には百姓でもして、せいぜい野菜作りに精を出すのが "現役たれ" の精神にかなうんでしょうか。

 又は、カラオケ屋さんで心ときめかす女性とデュエット三昧に浸るのもいいかも。これだと随分若返るし、女性にモテるし、いい事づくし。きっと長生きできるんだろうな〜。

 こんな [生涯現役たれ] もいいんじゃないかと思うんだけど。
 先生、いけませんか


 四三会会長の挨拶
今年はオリンピックの年。我々、四三会の総会でもありました。覚えやすく良い年めぐりとしたのです。
 
今回も恒例の[磯はなび]にて8月14日に総会を開催しました。
早朝からゴルフを催し、炎天下の中で9名(3組)の参加者があり、十分に親睦を深められたことと思います。
 
特に今回は初顔の向井君が東京から参加され、友情を再認識されたんでないでしょうか。
 結果はどうスコアで山田章人、山田義憲両名の優勝となりました。
 
 さて、皆が顔を合わせ、宴会が始まると昔話や、近況報告が出ました。それぞれの顔を眺めてみますと、オジイサンにはまだ早いものの立派なオジサン達です。

 第一の人生を終え、余裕すら感じさせます。そして、米田先生のご挨拶を聞いていますと、
82歳になられたそうですが、背筋をピンと張り昔と少しも変わりません。

 それもそのはず朝の5時には河川敷でのパークゴルフ場で奥様らとスポーツを楽しんでおられるとの事。

 又、短歌の会にも顔を出し、活躍されてる話を聞きますと、"まだまだ若いもんには負けんぞ"という気概が迫ってきました。

 そこで役員改選の話移りますが、結論から言いますと石黒会長の後を受け、"不肖私がさせられた"のであります。

 私は見た目よりもしっかりしてないからと堅く固辞したんですが、[世話人がしっかりしてるんだから何を心配してるんだ。総会の時の挨拶さえしてくれればいいんだ]と押し切らてしまいました。

 そこでつい単細胞の私は乗せられてしまって引き受けてしまった次第です。我々は若いんだと思っていたのも束の間、67歳になってしまいました。

 バブルの頃の浮世も経験しました。これからは年齢相応、年金生活相応の生活をしてゆかねばなりません。ですから次回の総会からは平日の安い料金で済ませられる様にと思っています。

 次回は東京オリンピックです。そして"オレも生きとるぞ"と互いに健康を確かめ、生きている喜びを再認識したいものです。
"健康第一、そしてもうひと踏ん張り"         

       平成
2810月     会長 森田 俊孝


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